求めたものは一つとして与えられなかったが、願いはすべて聞き届けられた。天命・使命は点ではなくて方向性
12年くらい前、僕は天命・使命が
見つからなくて、なんてダメなヤツなんだ！
生きていても価値がない！
って本気で自分を責めた。
～になるとか～をするとか
全く思いつかなかった。
むしろ、現状から逃げ出したかった。
今振り返ると当たり前だよね！
って思う。
自分が何者か？
明らかにしてないのにわかるはずがない。
そもそも、『ほんとうに何がしたい？』
のか？すらわからなかった。
何をしたら評価されて、価値がある人間に
なれるのか？って考えてた。
心理を学んでからもわかったわけじゃない。
わからなくて、道を右往左往
だいぶ遠回りをしてる
ここ最近、あれっ⁉︎
こんな感じでいいのかな？
って思えるようになってきた。
それは～になるとか～をするとかの
点ではなくて
なんかこんな感じかな～
っていうと方向性
僕でいうと、求めていたのは
一角の社長になること
誰から見ても、すごいと言われるような人
これがさっぱりダメでしたわ
心から求めてないからボロボロになった
あの頃の僕には親身になって話を
聴いてくれる人が欲しかった
気づいたら自分が話を聴く人になってた
自分が趣味的にセラピーを研究してたら
ひょんな話からセラピストにセラピーを
伝える仕事を始めた
自分ではまぁ面白そうだから
少しやってみよ、くらいの感覚
そしたら以外と評判がよくて
毎月開催して、参加してくれる人がいる
なろうと目指したわけじゃなくて
流れに任せて、自分のできることを
自分のスタイルでやってみただけ
これが願いを叶えられた
ってことなんだと思う。
一角の社長にになろうと思ったけど、
セラピストのセラピストになっちゃった
どちらも本質を探求することは変わらない
これはほんの一例で、いつのまにか
こんなになっちゃったけど、幸せ
ってたくさんあるんだと思う。
それには、流れにのること
自分を信頼すること
これをするには
自分を明らかにすること
どんなことが好きで
どんなことが嫌いで
好きや嫌いをはっきりと伝えて
いるうちに、こんなのどう？
ってお試しが来るんだよね。
そしたら、まぁ、やってみよ
って気持ちになれたことが
自分の方向性
なれなければならないでよし
そっちじゃないんだよね。
ここがゆるゆるだと自分の気持ちも
ゆるゆるする
ゆるゆるしたセラピストの前だと
ゆるゆるできるでしょ。
だからこれをセラピストビジネスコースで
伝えていこうと思うんだよね。
自分が何者で、どんな世界を創りたいか
人とどんなつながりをするか
その想いがセラピストのスタイルになる
ニューヨーク大学リハビリステーション病院
の壁に書かれている詩
「苦難にある者たちの告白」
－ある患者の詩－
大事を成そうとして、
力を与えてほしいと神に求めたのに、
慎み深く、従順であるようにと
弱さを授かった。
より偉大なことができるように
健康を求めたのに
よりよきことができるようにと
病弱を与えられた。
幸せになろうとして
富を求めたのに、
賢明であるようにと
貧困を授かった。
世の人々の賞賛を得ようとして、
権力を求めたのに、
神の前にひざまずくようにと
弱さを授かった。
人生を享楽しようと
あらゆるものを求めたのに、
あらゆることを喜べるように
命を授かった。
求めたものは一つとして
与えられなかったが、
願いはすべて聞き届けられた。
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず、
心の中の言い表せない祈りは
すべてかなえられた。
私はあらゆる人の中で
最も豊かに祝福されたのだ。
初めて読んだ5年前は頭で理解した
今はまだ、上手く言葉にできないけど
心が震える。