津田さんの新刊 ポリヴェーガル理論への誘いを読んでセラピーの可能性をみる

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「聴く技術」 社内研修 6ヶ月 基礎編

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熱海セッション90分コース(熱海散策コースまたは絶景カフェコース240分)
50,000円(税別)

僕はセラピーを気づきを得ることによって行動が変わるきっかけを創り出すと捉えている。

その気づきを得ること

と出逢うためにあらゆる可能性を試したいと思ってる

なぜなら、その気づきを得る瞬間こそが、僕の本質に触れたいという欲求を満たしてくれるから。

今回、僕はゲシュタルトと相性のいいと感じているポリヴェーガル理論の新刊を読んで

僕の感じた可能性を書きたいと思う。

セラピーとはセラピストが安全を与える

のではなく、安全が生まれる空間を

創り出すために、まず、セラピストが

深くゆったりした呼吸、柔らかな表情、

落ち着いた態度を自然に出せるような状態を

創り出すことが必要と感じる。

もし、クライアントがそうでない状態で

あってもそれを強要せず、

むしろ安心な状態にいられない

クライアントをそのままでいいと

受け入れられる状態が好ましいと思う。

そうすることで、かえってクライアントは

安全、安心が感じられるところに自ら移動するということが起きることが多いように感じる。

そして、安全とは一人一人違っているので

あるからその人にとっての安全を大切に

扱う必要があると感じる。

セッションが上手くなるいかない

というのは、セッションのやり方や進め方が

悪いのではなくて、セラピストとクライアント

二人の間に安全な空間が創られていない可能性の方が高い。

この安全な空間を創り出すことが、

クライアントにとてつもなくいい効果を

発揮する

今回、ポリヴェーガル理論への誘い

を読んで、セラピーの可能性を感じた

なんらかの問題を抱えて不動化している

クライアントが安全な空間にいることと

セラピストとつながっている感覚が

生まれる、ラポールの状態が築けると

背側迷走神経複合体と腹側迷走神経複合体の

ブレンドを創出することになり、

ボージェスがいう、凍りつき、虚脱の

恐怖の不動化から恐怖なき、安全な不動化に移行する

ここでセラピストが注目すべきは、

恐怖を取り除くのではなくて、

安全な空間にクライアントがいることで

背側迷走神経複合体と

腹側迷走神経複合体がブレンドすることに

よって、安全な不動化になるということ

これは人と人がつながりを感じた時などに脳内で生み出されるオキシトシンの働きによるものである

つまり、セラピーによってクライアントが

安心、安全、人とのつながりを感じることに

よってオキシトシンが脳内で生み出されて、

凍りつき、虚脱から恐怖なき不動化に移行することができるということ

このことは、セラピーはテクニック

ではなくて、いかにクライアントにとって

セラピストが安心、安全を感じられる存在

であるか?

にかかっているということを言っているんだと思う。

セラピストはテクニックを学ぶ前に、

自分自身を癒し、安心、安全な存在になる

必要性を求められていることを示している。

先日、セッションが上手くなるの講座に出席した人からセッションが上手くいかなかったと相談があった。

聴いたところ、上手くいかなかったどころではなく、まさに上の状態を生み出すことができていて、

セラピストが思うようなセッションができなかったというだけで、クライアントさんからのメッセージもあわせてめちゃくちゃいいセッションができていた

ということができると思う。

だから、セッションについての造詣を深めることで、セッションの良し悪しの判断も変わってくる。

そして、かつてのトラウマをリリースすることによってクライアントが回復するという

ルートとは別にもう一つの回復ルートがあるということ

これは大きな発見であり、特別な知識がなくても、セラピストの在り方でトラウマ状態のクライアントが回復する可能性を期待させるものである。

今日来たばかりで斜め読みな状態だけど

新たなセラピーの可能性に

あまりに興奮してしまったので、

書いてみちゃった。

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