人の変化に泣けちゃう って、それを気づいている自分に泣いているのと一緒だよね
先日、セラピストの新年会があった。
久々に会う人もいて、話に花が咲いて
楽しい時間を過ごせた。
その中で、ある友人が僕の前で
美味しそうに食べている姿を見て
不意に涙が込み上げてきた。
いきなり涙ぐみ始めた僕を見て
『どしたのー⁉︎』
って友人。
まぁ、そうだよね。
びっくりするよね。
その瞬間、僕は5-6年前に
出会ったばかりの頃の友人を
思い出していた。
一緒にご飯を食べた時に、
その友人の食べ方に違和感を覚えた。
まるで味がないものを食べているような
無機質感。
無表情で黙々とグリーンカレーを
口に運ぶ。
『美味しい？』と尋ねると
『美味しい』という。
これもびっくり！
とても『美味しい』顔には見えない。
同じ人が目の前で
表情豊かに
『美味しい』顔をしているのが
めちゃくちゃ嬉しくなって
思わず涙した。
お互い、何年も自分に向き合って
ずいぶんと変わったんだなぁー
ってしみじみと感じたのだ。
自分の感じていることを
表現できるようになる。
変わった友人を見て、
その変化を感じられるようになった
自分に感動したのかもしれない。
セッションや講座をしていて
人がその人本来の姿に触れた瞬間
僕はよく、涙する。
それは、人を見ることを介して
無かったことにしていた自分を
取り戻している瞬間に他ならない。
自分はまだまだ成長途中。
本来の自分に出逢う旅の途中。
そんな未完成な自分だからこそ
同じように旅の途中である人と
同じ目線を持って
伝えられることがある。
そんな瞬間がたくさん産まれる
講座を創りだそうと思う。