セッション記録 ディフェンスシステム それを溶かしてくれたのはある人だった

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ディフェンスシステム

子供の頃に自分を守るために有効だったことを大人の今でも使用し続けている防衛機構

僕の中にあるディフェンスシステムが明確になった

そして、それを溶かしてくれたのはある人の僕への関わり方。

今日もももちゃんちゃんのワークショップに参加

スーパーバイズデイなので、ファシリテーターをももちゃんがアドバイスしてくれる日

参加している人はプロとして活動しているセラピストばかり。

僕はクライアントとして参加

ファシリテーターをやってくれたのは

GNJでもファシリテーターをして、クラスを持っている中山 史さん。

http://www.gestaltnet.jp/ws/hello.html

最初は以前、参加したワークショップのワークを見ていて、自分の中に『寂しい』という感覚がずっと昔からある

というところからスタート

9歳の時に、僕を実の子のように可愛がってくれたおばさん(父の姉)がバイクに跳ねられて急死

その時からこの『寂しい』という感覚がずっとあることに気がついた。

ふみちゃんが『そこにとどまっていることはできる?』

と提案してくれる

ゲシュタルトでは身体を感じるように提案することが多い

なぜなら、身体が記憶装置だからだ。感情を細胞が記憶している。

感情は記憶をサポートするために生まれたとも言われている。

つまり、その時を身体で感じると記憶が蘇ってくるのである。

頭はそのことを言語化できる範囲で覚えているに過ぎない。

ただし、トラウトにつながる記憶を呼び覚ますこともあるので、プロのセラピストは危険な感情が出てきた時のトレーニングもつんでいる。

安全にセラピーを行い、クライアントに2次トラウマを体験させないためである。

ふみちゃんの声を聴きながら

そこにとどまっていると

たくさんのシャッターが次々と閉まっていく感じ

シャッターが全部閉まると、真っ暗だけど怖くはなくて少し安心してる

『もう、一緒に喜んでくれる人はいないから、大切なことは話さない。大切な人を作ると急にいなくなって、自分が傷つくから大切な人は作らない』

子供ながらなそんなことを決めたのをぼんやりと思い出す。

これが僕のディフェンスシステム

9歳の僕には大切な人が急死するなんて受け入れられなかった。

だから人との関係性を必要以上に深くならない距離を保つ。自分を守るために。

これを機にぼくは小学校でも明らかに変わった

以前はカラフルな絵を描いていたけど、これ以降は色があまりない。あるいは薄い

人にも急に興味がなくなって小学生の同級生がとても子供に感じていた。

大人になってからも必要以上に人とは関わらないことを続けていたから、振り返ると少し寂しい人間関係かもしれない。

ある例外を除いて

これに気づいたことがセラピーの大きな収穫

ある例外というのは

その中でも、長く、深く付き合っている人がいる。

その人たちは、僕がその人から距離を取ると、それ以上に距離を詰めてくる人

大切な人でなかったからこわかったり、鬱陶しいよね。

僕のディフェンスシステムは大切な人になりそうと感じると距離を取るので、その人に距離を詰められると喜んで受け入れてしまう。

だってほんとうはその人と深く繋がりたいのだから。

それを明確にわからせてくれた一人の女性がいた。

学びの場で出逢って、年はちょうど母親と同じくらい。

10年来の学びの友人の母親でもある。

Yさんはこんな母親が欲しかった❣️

っていうような人

人に関心がありすぎて、ついついおせっかいを焼いてしまう肝っ玉母ちゃん

電車で隣に座ると僕の好きでもないドーナツを

『アーンして‼️、これ美味しいから❣️』

って勝手に僕の口に突っ込んできたり

『ほんと、よっちは不器用ね❣️事務作業は全く使えない』

と他の人が気を使いそうな場面でも

本質を僕のためにズケズケ伝えてくる

そんなノーガードの撃ち合いをしてくるような

距離の詰め方が、人と親しくなるのを恐れている僕にはなんともあったかくて、嬉しくて。

とても残念なのはYさんも急死してしまった。

僕は数ヶ月、放心状態で過ごした。

あれほどこんな痛みを味わいたくないから人と距離をとっていたのに、また、大切な人を亡くして喪失を味わってしまった。

そんな後悔の念がずっとあった。

しかし、ふみちゃんのセッションで

Yさんはとんでもなくあたたかいものを残してくれたことに気づけた。

肉体はないけど、存在はいつも感じる。

Yさんだけでなくては距離を詰めて付き合ってくれたり、心配してくれる人がたくさんいることに気づかせてくれた。

そして、人と距離を詰めてこそ、人とのつながりが得られることを教えてくれていたんだ。

Yさんは沖縄出身

沖縄出身の人達がいう

『なんくるないさ~』

日本領土で唯一の陸上戦闘を経験し、それ以前の琉球王国時代から何度となく占領されてもなお生き抜いた人達の達観した言葉

Yさんは常にそばにいて僕に勇気をくれているように感じられたセッションだった。

よっちはこんなこともしてます。

2月19日20日 10:00〜17:00

セッションが上手くなるセラピストのための講座

2日間 4万円

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好評いただいている鎌倉セッション 120分2万円

https://yochi3.com/

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