夢ワーク クライアント記録 約束は誓い、契約と同じ 破ることは許されないと自分が自分に決めていた。

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夢ワーク クライアント記録

約束は誓い、契約と同じ

破ることは許されないと自分が自分に決めていた。

ももちゃんの夢ワーク専門の

夢ワークショップに参加。

運良く5人のジャンケンを勝ち抜いて、

クライアントになることができた。

夢は知り合いの女性が知らない男性に

話しかけられている。

しばらく様子を見ていると、

知り合いの女性は困っているように見える。

付き纏っている男性に腹を立てた僕が、

いきなりその男性の胸ぐらを掴み、怒る。

ここで目が覚めるという夢。

まずは夢を現在形で話す。

そして、女性になってみる。

知らない人に話しかけられて困っている。

この人は知らない人。

男性になってみる。

女性を知っている。

女性が自分のことを知らない

ということが悲しい。

思い出してもらおうとして、

一生懸命、話しかけている。

自分になる。

女性が困っているにも関わらず、

しつこい男性に怒りが湧いてくる。 

そして、胸ぐらを掴み、振り回す。

女性が座っているテーブルになってみる。

何も感じないようにしている。

しかし、楽しい食事の場を提供したいのに、

争いごとが起きて泣きそうになる。

女性の前にある食事になる。

早く食べてくれないと冷めちゃう。

美味しく食べて欲しいのに、

争い事が起きて、

自分の中のスープが揺れてこぼれそう。

ここで、ももちゃんが僕に

『最近、困ったり、戸惑ったり、

怒ったりしたことあった?』

と質問する。

夢の中の登場人物は全て自分の一部。

女性の困惑も、男性の戸惑いも、

自分の怒りも、机の悲しみも、

スープの揺れも全て、自分の中にあるものが

夢の中で表現されたもの。

そこで、『はっ』とする。

つい最近、

セラピストビジネスコース1期が終了した。

頭では、

参加者が自分を生きるという選択をして、

それぞれに必要なことが起きて、

自分を見つめることで

自分の居場所が明確になって、

そこに帰っていった。

としている。

そして、受講生の感想やアンケートからも、

それは事実。

満足度は高い。

それを僕の心は受け取ってなかった。

女性の困惑は講座が

当初目指した(プロセラピストになる)方向に

いかないこと。

男性の戸惑いは

プロセラピストになるということを

参加者が知っているはずなのに

覚えていないように感じるという戸惑い。

目指した方向に進まない僕の怒り

想いが伝わらない机の悲しみ

自分の中の大切なものが溢れそうになるスープ

全ては自分の中で起きた、さまざまな感情。

これらの感情を僕が、

どう受け取っていたか?

『約束を守れなかった』

自分には価値がない。

ここでいう『約束』とは

参加者に配った講座の案内に書いてある

カスタマープロミス

『この講座を終了すると、すぐプロとして活動できます』と書いてある。

そして、講座に支払ってもらった受講代は

最長でも1年以内に回収できます。

と口頭で言っていた。

その『約束』を果たせなかった。

『約束を守らなかった僕は嘘つき』

それぞれの居場所に帰っていった

ということはプロセラピストには

なっていない。

支払っていただいた金額の価値が

満たされていない。

そうすると、参加者は不満足で

僕は2度と信頼されなくて、

仕事ができなくなって、のたれ死ぬ。

『あー もう 終わった』

と自分のこころは感じている。

約束は誓い、契約

破ったら約束した人との関係は修復不可能。

どこでそう紐づいたのかはわからないけど、

心の底から信じている。

こんなことを感じているんだから、

2期の募集案内が書けない。

このワークをするまでは、

なぜかわからないけど、2期の募集案内が

書けなくて、苦しくて、苦しくて。

と感じていた。

夢ワークをすることで、

書けなかったことが明確になった。

自分を苦しめ、許さないのは自分自身。

事実は

講座を運営していく中で、

どうも、参加者はプロセラピストになりたくて

学んでいるわけではない

ということがビンビン伝わってきていた。

そうではなくて、

『自分を生きたい』

という願いが感じられた。

そして、それは自分自身が

心から欲しかったもの。

役割の人生ではなくて、

ほんとうの自分を生きたい!

だから、当初組み上げたプログラムは

毎講壊して、その瞬間、

『自分を生きる』ということが明確になる

プログラムに随時変更していった。

『自分を生きる』という選択をして

その人生に責任を持つという方向性が

生まれた。

結果、参加者に必要なことが起きて

それぞれが自分の居場所に帰っていった。

僕の講座の参加者が僕の夢ワークを見ていた。

偶然、同じワークショップに

参加していたのだ。

その女性が目に涙をたくさん溜めて

『よっちの講座に参加して、

私の人生で大切なことが見つかったんだよ。

ありがとう』

と言った。

目頭が熱くなった。

女性の真剣な目からは真実であることが

感じられた。

ある一面の結果、成果に囚われて

見ようとしない一面を伝えてくれた。

カスタマープロミスの

プロセラピストになることよりも

参加者の人生において、

大切なことが起きている。

『約束』

僕にとっては人との関係を築く上で

何より大切なこと。

カスタマープロミスに書いたことは

守れなかったけど、

僕が大切にしている

『自分が自分を生きる』

ということが、自分と参加者に起きていた。

『プロセラピストになる』

ということは、自分を生きる

手段に過ぎない。

そして、僕は、

当初の『約束』

カスタマープロミスよりも、この

『自分が自分を生きる』

を優先した。

その方が参加者にとってはいいはず

という直感に従った。

自分が創り出したい世界につながっている。

夢ワークを見ていた

僕の講座に参加した女性が

後ほど

『そもそも、案内に書いてあったことなんて、覚えてないよ』

『よっちがやるから参加したんだから』

って言った。

『⁉︎』

そうなの⁉︎

『約束』にとらわれて、

自分はもう価値がないと

死ぬほど悩んでいた僕は

おばかさんだったね。

そして

『よっちがやるから参加したんだから』

なんてありがたい言葉だろう。

21年、4代目経営者として、

役割の生き方をしてきた僕が

『役割の人生で死んでいくのは絶対イヤ』

という想いから、もがいて歩いている道

セラピストをしていて、

そんな人がたくさんいるのを

感じている。

『自分の人生を生きたい』

もがいて、這いつくばって、

それでも諦められなくて

失敗をたくさんしてきた、僕の経験を

ふんだんに盛り込んで

改めて講座をやりたいと

思い直すきっかけになる

夢ワークだった。

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