セッションが上手くなる
セラピストのための講座
で参加者に起きる変化
僕はビジネスセラピストである前に
4代目経営者だ。
好きでもない家業の車屋の経営者を20年やってきた。
好きでないから、みんながやってることに疑問だらけだった。
単純に手が油まみれになるのは気持ち悪いし、
その手で自分の車を触られるのもイヤだし、
油まみれの手で自分の乳飲み子をお風呂に入れるのがなによりもイヤだった。
現場の整備士なら手が油まみれで当たり前
僕はその業界の当たり前に常に疑問を感じて、自分なりの対策をしてきた。
また、いつもと変わらないことにも疑問があった。慣れ親しんだやり方を何十年も続けるなんてまっぴらごめん。
ルーティンワークが大嫌い。
だから、出来るだけ早く終わるように、自分だけのやり方を何通りも考案しては失敗を繰り返して、オリジナルを作っていた。
このオリジナルを創る
という過程は砂漠のオアシスだ。
興味のない仕事の中で唯一好奇心を満たしてくれる活動だった。
だから僕はどんな仕事も意図を持って臨めば、今の半分の時間でできると思っている。
それには飛躍的な発想の転換が必要で、100%を120%にするのではなくて、100%を300%にする目標を立てる。
そうすると、従来のやり方ではどうしようもないことにすぐ気づけ、古い考え方を捨てることから始まる
ここに圧倒的な発想の転換の種があって、それを見つけるプロセスが面白い。
今回、ビジネスセラピストとして、セラピーにこの考え方を採用した。
私の学んだ限り、ある法則性に基づいてセッションを行い、再現性を高めるのはタブーのように感じる。
なぜなら、ライブなセッションを固定化するように感じるから。
講師によってはそれはしないものと教える方もいる。
たしかに、やり方を固定化するのはお粗末だと思う。
では発想のプロセスをある法則性に基づいて再現性を高めることはできないだろうか?
というのが今回のセラピーが上手くなる
セラピストのための講座
の根幹にある。
ビジネスセラピストとしてはまだ、ベテランほどの経験はないけど、20年以上やってきた経営者としての考え方をセラピーに応用したからこそ、短期間にメソッド化できて、参加者さんもたった2日のセミナーで発想の転換が起きて、セラピーに対する向い方が変わる
ということが起きてるんだなぁって気がついた。
気がついたということは、実はそれを狙って作ったわけではなかったから。
自分がセッションの中でどんなことを見ながら、感じながらセッションをしているか?
を形にしたら、結果的にそうなっていたのだ。
そして、車業界にいた時のようにセラピー業界でも疑問を感じながら、それを解消していくプロセスを楽しんでいた。
その工程は好奇心が満たされるなによりもの僕の楽しみだ。
だからセッションが上手く
セラピストのための講座
は職人経営者が創り出したセラピー
もともとの視点がセラピストではないので
とても合理的なプロセスを
セラピストの感性で運用する。
セラピストに必要だったのはこの合理的なプロセスだったのでは?
だから感性高いセラピストが学ぶとすぐに効果が現れる
これをセミナーを開催するたびに検証していこうと思う。
今日は仕組みを考えて書いたらいつもと違ってちょっと硬い感じだね。