今日はゲシュタルトアドバンスコースでの学び
その中でみんなの前でセッションをする機会をいただけた。
その中で心がけたのが、自分自身でいること
もう一つがGPSシステムを稼働してのセッション
なんのこっちゃ?
だよね。
これは僕が勝手に名前をつけてセッションの再現性を高めようという試み
自分がどこにいて、
クライアントがどこにいるかわかる
そしてどこに移動するのがいいのか?
どちらに向かっているのか?
それがわかるようにしたら
セッションってもっと楽しめるのではないか?
その余裕からより深い探求ができるのではないだろうか?
あるいは、ファシリテーター自身にゆとりが出来て、その人らしいセッションが展開できるのではないだろうか?
という、実験的な試みの最中です。
僕は車屋なんで、セッションに車のナビみたいに道案内の役割をするものがあったらいいなぁって思って。
僕のセッションが上手くなる
セラピストのための講座で
お伝えして、1日ポイントを聴くと
多くの方が、最短距離でアプローチできて
5分の練習でもクライアントさんが
涙するような深い気づきに辿りつける
のを確認しています。
では、どうやってやっているのか?
左がファシリテーター
右がクライアント
まずは自身がどこにいるか?
セッションが上手くいかないケースの多くは
このファシリテーターとクライアントの領域の
アンマッチ
そして、クライアントさんがどこにいるのか?
セッションスタート時は多くは思考(中間領域)
では何をきっかけにして、からだ(内部領域)
または現実(外部領域)に移動するのか?
ゲシュタルトで有名なエンプティーチェアは
思考で出てきた人物を空イスに見立てることで外在化、現実にする。
そこで感じたことを聴くことでからだ(内部領域)に移動する。
これで領域は
思考(中間領域)→現実(外部領域)→からだ(内部領域)と移動したことになる。
セラピーはこの領域移動による視点の変化を生み出すことによって、クライアントの気づきをうながす
と僕は定義している。
そして、それをサポートしているファシリテーター自身がどこの領域にいるのか?
見立てがいいとか悪いとかいうのをよく聞く。
僕は見立てが悪いのではない。
見立てに時間がかかると、ファシリテーターが
思考(中間領域)に居続け、クライアントとのラポールが築けないことに問題があると考えている。
つまり、自分自身の居場所が分かると、自分のセッションのクセがわかり、どうしたら効果的なサポートができるか?
自分のクセをもとに対策がとれるのである。
また、クライアントさんが思考でグルグルする
上手くそこから抜け出せない
という悩みも多い
このグルグルとは中間領域内を移動している
なぜなら、内部領域が繊細、または傷ついていて、外部領域からの刺激が、直接内部領域に触れないようにしている。
ゆえに中間領域でグルグルしているのは、クライアントの防衛システムが機能している証拠
その繊細、または、傷ついている内部領域を表に引っ張り出そうとするのはファシリテーターのエゴ
僕は中間領域をクライアントと一緒にグルグルするお散歩セッションを提唱している。
無理に内部領域に行こうとしなくてよい
クライアントが行きたくなるまで、一緒にグルグルする
こんなことをしてもらったことないクライアントさんが多いから、これだけで僕は価値があると思っている。
時として、グルグルしてるだけなのに、
感情は一つも動いた気がしないのに
頬に伝う涙にびっくりするクライアントさんがいる
これは知的な部分を通り越して、からだの癒しが起き始めていると僕は理解している。
なにしろ、言語は限られた枠でしか表現出来ないから。
今、目の前で起きてくることに意味がある。
こんなマニアックなことを考えるのが
なにより楽しいよっちです。
お二人揃ったところから
セッションが上手くなる
セラピストのための講座
を開催します。
お二人だけでやりたい
知らない人がいるとやりにくい
というニーズにもお応えして
プライベートなレッスンもご用意してます
気になったらお友達を誘って
よっちに連絡くださいね。
日程を調整いたします。