今日はクライアントさんから依頼されたスーパーバイズ(セッションの指導)
その中で使われたメソッド ビリーフリセットの素晴らしさに感嘆した。
何が素晴らしいってセミオートマティックでゲシュタルトでいうところの内部領域にタッチする。
なぜ素晴らしいかというと、感じられない人、感じたくない人が避けて通る内部領域をビリーフという形で何度も触る。
感じてくださいと一言も言わないのに無意識に感じてしまうようにできてるシステム構造なのである。
誤解がないようにお伝えするけど、これはあくまで僕がビリーフリセットをどう捉えているか?
勝手に書いているもの。
本家本元の大塚あやこさんが言っているわけではない。
あやちゃんには連絡して、書いていいとの許可をいただいています。
言葉で説明するとややこしいので下図を見てほしい
セラピストがよく悩む、思考グルグルセッションとは中間領域をでないこと
説明やストーリーという形でクライアントが話しをして、なかなか確信に触れられないことを悩むセラピストが多い。
僕はこれは当たり前のことだと思う。
繊細な、傷つきやすい内部領域に外部領域からの刺激が直接届かないように無意識に発達した防衛システム
一般的には簡単に感じないようになってると思う。
この感じないようにしている内部領域のすぐ外側の保護膜にあたるものがビリーフだと考える
そのすぐ下には感情を伴ったからだの記憶がある内部領域である
ゆえにビリーフとはこの内部領域の保護膜にあたる内部領域外側部分の防衛システムを言語化したものと定義される。
セラピストはセッションが始まってからこのビリーフをちゃんと見つけなければビリーフリセットは効果的に機能しない
逆を言えば、このビリーフをしっかりと見つけることができると、セミオートマティックに内部領域外側に触れることができ、クライアントの中に触れたくない内部領域があることを気づかせることができるのである。
置き換えや、デメリット、メリットを考えるたびに、実は内部領域を感じるという作業を知らずにしている。
だから、時として、感情を感じていないのに涙が流れることがある。
それは構造的に、涙が流れ、感情が震えることを何度もしているからなのである。
何となくビリーフっぽい言葉を、書いてある通りに進めると機能するものではないことがよく分かると思う。
ビリーフリセットのキーポイントは内部領域外側の無意識に働く防衛システムを言語化すること。
この1点にかかっていると言ってもよい
そのため、セラピストはこの感情を奥に伴ったビリーフを探すことに注力することがなによりも肝心と言える。