セッション記録 その生きづらさ、自分を生きてないからかもしれません。
今日は小倉ヒロさんが主催している
1on1スーパーバイズに参加
スーパーバイズしてくれるのは
講師の上谷みれいちゃん
その練習の中で木村卓さんのクライアントを
やっているときに出てきたこと。
高校生のときに、僕は航空自衛隊のパイロット
になりたかった。
命をかけて仲間や大切な人を守る
って姿がカッコよくて、自分も
そんな男になりたいと心から思っていた。
自分で、自衛隊の事務所に何度も訪れて
どうやったらパイロットになれるのか？
マッチョなお兄さんに聞いていた。
進路指導の手紙が来て、それを見た父は
仕事をしなくなった。
「お前が会社を継がないなら、俺は仕事をやっている意味がない」
って言ったっきり、寝転んで
動かなくなった。
10日ほどであろうか？
記憶が定かではないんだけど、
朝、学校に行くときに母に呼び止められて、
「あなたの夢はあきらめなさい
お父さんが働かないと困るから」
って言われたのを思い出した。
目の前が真っ暗になったのを覚えている。
残念とかではなくて、絶望。
この先、家や家族のために
好きでもない、興味のない
仕事を永遠と続けなければ
いけない。
自分がどう生きたいか？
を考えてはいけない。
夢見てはいけない。
両親共にそれを認めてくれない。
そんな想いが蘇った。
全ての感情を無かったことにした。
今の自分なら、もっとたくさんの選択肢が
あるのを知っているし、
主体的に、自分で自分の生き方を決められる。
高校生の僕は、
両親の価値観を鵜呑みにすることしか
できなかった。
その時、何も感じないようにして、
家のために、家族のためにと
決めた生き方をずっとしてきた。
もう、なんで仕事しているのかの
意味さえも、わからないまま
頭で考えて、
自分を納得させて。
これが人生の生きづらさを作っている。
誰かの価値観を鵜呑みにして
自分の人生を生きていない。
あの時、もし、話を聴いてくれる人がいたら。
父が早くに亡くなって、経営者として
路頭に迷ったときに、心の内を話せる人が
すぐそばにいたならば。
そんな、想いが、今、僕を
カウンセラー、セラピスト、メンター
として活動する原動力になっている。
自分があの時、めちゃくちゃ欲しかったもの
そして、手に入らなかったもの。
それが、仕事をする原動力
というのは、セッションをしていると
かなりの鉄板。
僕自身もまさに、これに当てはまる。
そして、誰かのためにやるのではなくて
それをやることが、
自分自身の癒しになっている。
その当時、満たされなかった
何かが満たされていく。
1on1を学ぶのもそのうちの一つ
感情を表に出しにくい、ビジネスをする人が
いかに心地よく安全に話してもらうことが
できるのか？
そんな想いが学ぼうという意欲になる。
今日の講師のみれいちゃんは、
型どおりに出来なくて迷ったり、考えたり
ときには頭が真っ白になっちゃったり。
そんな受講生の僕達に
こうしたらいいかもね？
こんなのはどうかな？
ってそっと教えてくれるスタンスが
心地よい学びの場を創ってくれていた。
早く、使いこなせるようになるといいな！