よっちがいいと思うエンプティーチェアの立て方

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今日はエンプティーチェアの立て方を考察したいと思います。

結構、質問としてあるんだよね。

どんな時に立てるの?

誰を立てるの?

等々、ゲシュタルトは解説も説明もしないから

経験値で掴み取っていくしかない。

僕はある程度のガイドラインを作らないと

なかなかできないと思うんだよね。

その証拠っていっていいのか

海外のゲシュタルトファシリテーターが

エンプティーチェアを使っているのを

僕はまだ、見たことない。

フリッツパールズの真似をして

エンプティーチェアのテクニックが

知られた当初はよく使われていたらしい

しかし、真似をしても上手く機能しないので

衰退していって、

今ではローラパールズ(フリッツパールズの奥さん)が提唱しているダイアログなセッションをする方がほとんど。

なぜ、日本でエンプティーチェアが発展したか?

ゲシュタルトの大御所、ももちゃんがよく使うからってのもあるけど、

ももちゃんの先生、ポーラ・バトムが日本に滞在している際、当時の日本では座敷がセッション会場に多かったので、座敷でセッションするとエンプティー座布団になる

この座布団は椅子よりも使い勝手がよくて、繊細な表現ができる

重ねてみたり、角と角が触れてみたり、

投げてみたり、叩いてみたり

椅子ではできない柔軟な使い方ができて、日本人の精細さを表現するのに適していたから発展したと考えられる。

話を実際のセッションに戻そう

では、エンプティーチェアをどうやって立てるか?

僕は感情が動く人物を立てると定義している

感情が動くとは、その人に対して好きとか嫌いとか快、不快の感情的な反応がある人物

そのような人を立てると

その人になってみると感情が感じられて

クライアントの新たな視点を生み出す、

気づきのきっかけになる。

そもそも、エンプティーチェアをなぜ立てるか?

これは思考(中間領域)にいるクライアントに

領域を移動してもらうため

エンプティーチェアを立てることによって

人が外在化される

椅子の向きや距離を見ることによってクライアントの現実(外部領域)が刺激される

現実(外部領域)が刺激されることによって、

からた(内部領域)に変化が起きる

例えば、その人を見ていると腹が立ってくる

とか、嬉しくなる

とか悲しくなる

つまりエンプティーチェアを立てることによって思考(中間領域)→現実(外部領域)→からだ(内部領域)と領域を移動することができる。

クライアントは思考(中間領域)に固着していたところから領域を移動したことによって、視点の変化が起きて、新たな気づきが生まれる

この新たな気づきを生み出すのがセラピーだと僕は感じている。

そして、エンプティーチェアに立てた自分以外の人の席に長く滞在しない方がいいと思う。

あくまで、その席に座ってなにを感じるか?

感じたら自席に戻るか、複数立てているのならば違う席に移動する。

なぜか?

長く滞在すると、感じた感情をもとに

ストーリーが展開されてファンタジーな

サイコドラマになってしまうケースが

たびたびある。

それは望んでいないこと。

あくまで視点を移動することによって

新たな気づきを生み出すことが

エンプティーチェアの目的とすると、

迷わなくて済むと思う。

僕がやってきた中で効果が薄い、期待しにくいエンプティーチェアの立て方がある。

それはトップドック(~すべき~した方がいいという想いや考え)とアンダードック(そんなこと言ってもできないよ~っていう想いや考え)

これはいづれも同一人物内での想いや考えなので、思考(中間領域)の域を出ないでグルグルしちゃうことが多い。

自己内対話とも言われていて、

どっちも自分なので、自分の中にそのような想いや考えがある

ということに気づきを生むことはできるが、図と地が反転するような大きな気づきにはつながらないケースが多かった。

トップドック、アンダードックが生まれた原因を探求することもあったけど、これも、癒しというところでは効果があるけど、クライアントが今、問題や不安と感じていることの気づきになるというよりも、考察することが増えてしまい、セッションが終わると、クライアントは

じゃ、どうしたらいいの?

になっちゃうケースが多く、複雑化させてしまう。

セッションはあくまでシンプルに

クライアントの想いや行動の変化につながる気づきの探求に注力した方が僕は効果的だと思ってる。

ここは大御所であるももちゃんの本

『エンプティーチェアテクニック入門』

にもやり方が出ているので執筆したご本人のももちゃんに確認したけど、

ももちゃんも効果性が薄いので、

現在はそのような使い方はしないとのこと。

『あれは古いんだよ』とも言っていました。

まとめると、エンプティーチェアは

領域を移動するために外在化する

領域を移動することによって視点の移動が

起きて気づきが生まれる

感情が動く人物をエンプティーチェアに立てる

立てた席には長く滞在しない

あくまでガイドライン的なもので

絶対ではないけど、これがあると

見て覚えるよりも遥かに再現性が高まるし

上手くいった、上手くいかなかった

のポイントも見つけやすい。

これを経験値で掴み取るには数年から数十年単位の時間を要する。

それよりも、上手くいくことを抽出して

上手くいった経験をより多くした方が

セラピストの能力向上に繋がるし

自信が生まれることによって

適正な価格をつけてセッションを提供できる

と信じてる。

セラピストがより効果的に学べることを

想像していきたいと思う。

セッションが上手くなる セラピストのための講座

参加費 1日2万円✖︎2日間=4万円

    1日だけの参加も可能です。

1日目 講座、ワーク

2日目 前日振り返り、スーパーバイズ

1日目の講座ではセッションの構造、世界観をお伝えします♪

セッションが上手くいかないの原因がほぼほぼこの1日目で解消されます。

そもそも、上手くいく、上手くいかないの差は世界観の差

固定化してしまってあるセッションに対する捉え方についてお伝えしていきます。

また、セラピーの講座では『理論』『体験』はできるのですが『構造』が学べないことが多いと感じています。

『構造』とはセッションをする上で再現性を高めるための『コツ』の部分

この仕組みを学んで反復練習する方が上手くなるためには効果的です。

安定的なセッションを提供するのに欠かせないこの『コツ』を学ぶ講座がセラピー講座にあまりにも少ないと感じています。

他ではやってないことをやっていることがこの講座の人気の秘密

2日目はスーパーバイズDAY

先着6名が全員、セラピストをやって

スーパーバイズを受ける

6人以降の方もクライアント体験できます。

セラピストがセッションをしているところを

僕が随時入って、ダブルセラピストになって

セッションのコツを一緒に感じる✨

セッション終了後、

クライアントへのフィードバック

セラピストの感想

クライアントの感想

このセッションのポイント

質問を受けながら

エンプティーチェアの立て方、

図と地の反転ポイント

ポイントを見つけるためのコンタクトの仕方

トラッキングのコツ

などなどを参加者みんなで共有

過去の参加者のセッション時間は

平均26分❣️

傾聴から気づき、セッション展開までの

フルセッション

今までの自分のセッションと比べてどうでしょう?

早いのがいいのではありません。

『コツ』があるので必要なポイントに

適切にアプローチするから

結果、時間が短くなっちゃうのです。

セッションを終えたクライアントさんにも

満足いただいています。

1日目を学んで望む

2日目は今までと違うセッションを

することが可能です✨

僕がなにより嬉しいのは参加者が

安心、安全を感じられる雰囲気の中で

共に学んだ人への仲間意識も高くなる

ほんとうの気持ちに触れる感動

それをみんなで感じられる素敵な瞬間

そんな豊かな時間をご一緒できることを

楽しみにしています♪

最後に、参加者だけのFacebookグループ

への参加

そこではみなさんの気づきをシェアして

情報共有しています。

また、全体のメッセンジャーグループで

最新の講座資料を更新するたびに

無料で配布しています。

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