最後のお礼20年以上続けていること ご縁のあった人にどのように接するか?が人生を創る
今日は8月12日
僕の住んでいる田舎では、新盆と言われる日
新盆とは、その年の8月までに亡くなった人が
初めて迎えるお盆
祭壇を造り、ご縁のあった人が、お線香を
あげにくる。
僕は20年以上、毎年、
野毛自動車のお客さんで、
今年新盆を迎える人の
お家に行って、お線香をあげている。
祭壇の前に座り、
「今までお付き合いしてくれて、
ありがとうございます」
と感謝の気持ちを伝える。
最初からそう思っていたわけではない。
それこそ、ほんとうに心を込めて
感謝を伝えられるようになったのは
ここ5年くらい。
それまでの15年は嫌で嫌でしょうがなかった。
やっと夏休みになった初日に
また、お客さま
(と言っても亡くなってある方)
に、挨拶回りをしなければならない。
これは、創業以来、ずっとしてきた慣習
古臭くて意味がない
って思っていた。
やめてしまおうと何度も思った。
歳をとって、経営する上で、何度かの
危機を経験して、ご縁のあった人を
大切にする気持ちが、自分の会社の危機を
救ってくれたと思えるようになってきた。
決して大きな会社になったわけではないけど、
現在、創業96年という年数を
迎えられているのは、
創業以来の人への想いだと感じてる。
たくさん人がいる中で偶然出逢ったご縁
「袖すりあうも多生の縁」
知らない人と偶然に袖が触れ合うような
ちょっとした出会いも、
前世からの因縁によって起きる
という意味です。
「対面、同席、500生」
対面したり、同席する人は、前世から500回は
関わりを持っているという意味です。
どちらもご縁を大切にする言葉
今は新たなビジネスセラピストとしての
仕事をしていますが、
今までと同じように、ご縁を大切に
していきたいと思っています。