ゲド戦記[影との戦い]を読んで、自分の中にある見たくもない恐ろしい影を感じた。自分の中の光と影を統合する。知っていることと、できることは違う。

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ゲド戦記[影との戦い]を読んで、自分の中にある見たくもない恐ろしい影を感じた。

自分の中の光と影を統合する。

知っていることと、できることは違う。

僕の友人が読んだらとてもよかった!

と言っていたので、ゲド戦記を6巻まとめて買った。

ゲド戦記[影との戦い]の中に光と影と

いう表現が出てくる。

その本を読んでいて、

僕にとって光とは人に見せても良いところ。

影とは人には見せたくないところ

簡単にいうとそのように感じ取れた。

心理学でシャドーとして学ぶが、

あくまで頭での理解で、

物語を読みながらだと感情移入して

より感じやすかったように思う。

自分の影、

人には見せたくない自分というものを

いまだにひた隠しにしている自分を

感じている。

負けず嫌いでマウントを取ったり

人をねたんだり

かっこ悪かったり

情けなかったり。

怖かったり。

全ては自分の中の影

孤独と虚無から生まれる。

そんな自分を自分自身が

感じたくなくて、なかったことにしている。

自分の影をなかったことにすると、

自分の片割れをなかったことに

しているのと同じだ。

自分の片割れをなかったことにしていると

いう事は、本来の自分自身で生きていない。

半分しか使って生きてないもんね。

この影の自分を見るのがとても辛い。

こんな自分がいたから、うまくいかなかった。あるいは人と関係が悪くなってしまった。

だから、感じても表には出さなかったり、

表現しなかったり、

そもそもなかったことにしたり。

なかったことにしていると、

いくら光の部分だけを見せていても、

心の中ではこの影の部分が反応する。

何かのきっかけがあったときに、

この影への反応が起きて、

自分が自分でいられなくなる。

そもそもセラピストというのは、

人の影の部分を否定せずに、

聴く存在だと自分は思っている。

それなのにいざ自分自身の事となると、

自分の影の部分は否定し続け、

自分の中にあることすら認めたくないという

自分がいることに気がつく。

知識としては光と影があるのは

頭でわかっている。

そして、その影を自分の中に

認めて取り入れなければ、

自分自身にならないということも知っている。

しかしここで曲者なのが知っていると

できるは全く別のものである。

僕はまだ自分の影を自分が受け入れていない。

だからこそ、セラピストを

続けているんだと思う。

自分の影を表に出してみることが

できないから、人の話を聴きながら、

その人の中に出てきた影を

自分の中にある影と重ねあわせて、

やっと自分の影を感じることができる。

人は人の中に映し出されているものを見て

自分のことを認識する。

いまだにできないことがあって、

自分を責めてのたうちまわっている

自分自身を許してあげたいと思う。

自分を責めても事態は好転しない。

責めるよりも、そうせざる得ない

自分を許すところから始める。

知識として知っているから、

影があることを感じたから

それを自分の中に取り込む

なんて、簡単にはできない。

より、自分でいたいから、

統合したいとは思うし、心から願う。

いつしか自分のまだ認められていない

影を認めることができる日が来たのならば、

僕は新しい視点を持って

世界を見ることができるだろう。

その日がくるまで、自分と向き合おう。

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