セラピーと合気道はとても似ていた。
何事も道を極めようとすると
本質は同じなのかもしれない。
日本人が培ってきた生きる知識って凄い!
結び(産霊)のセミナーin大阪
品川で聡ちゃんと飲んで話した時から
どうやらセラピーと合気道は
とても似た感覚がある
って感じた。
感じたことを体感したくて。
合気道でいう、『結ぶ』瞬間は
ゲシュタルトでいう『我-汝』の感覚
『我-汝』を僕は
セッション中に起きる一瞬の奇跡
と位置付けていた。
お互いの存在が細胞膜一枚を隔てて
一体になる感覚
これは意図的に創り出すのではなくて
セッションの中で
セラピストとクライアントが内部領域に滞在、
かつ、セラピストが
クライアントが感じているように感じた
お互いが共振した状態
(言葉で説明しようとすると長い)
起きる現象としては、
セラピスト、クライアントが同時に涙する
クライアントが思い出して見ている景色を
同じように見ている感覚が生まれるなど。
これを合気道では
相手からの抵抗を自らの身体を通してアースする。
かつ、自分軸を立てることによって
『統一体』となり、
相手が抵抗できない状態を創り出す。
言葉にしてしまうと、
『我-汝』と『統一体』は
違うもののように感じるけど、
体感覚はまさに同じ。
つまり、クライアントの抵抗から
我-汝の状態を創り出すことができる可能性がある。
それにはセラピストがクライアントの力を
否定することなく、
自分の身体を通してアースして、
かつ、自分が自分でいることに
より自分軸を立てる。
自らが統一体になることによって、
クライアントと一体になる。
しかも、ごく短時間にこれが起きる。
かつての僕がそうであったように
セラピーに慣れてない人は、
新しいものに抵抗を示すことがある。
社長に受けるように言われた社員さんも
セラピーに抵抗を感じることがある。
その抵抗を活かすことができたのならば、
今まで以上にセラピーの
裾野が広がる可能性がある。
『ビジネスシーンにセラピーを』
を阻害しているのは、既成のセラピー概念
一番囚われているのはセラピストだと思う。
もっと日常的に、
ビジネスシーンで使っても違和感のない
セラピーを構築できる可能性に出会った。
紹介してくれた聡ちゃん、
セミナーをサポートしてくれた鈴けんちゃん、
安世ちゃん、機会をありがとう。