セラピストビジネスコース 合宿2日目 プレゼンという名のグループワーク
湯河原は早咲きの河津桜が咲いていた。
合宿は8ヶ月間の気づきの中から
自分の本当にしたかったことを
どのように実現していくか
をプレゼンテーションする場。
ただし、普通のプレゼンテーションと
違うところは、完成していなくてもいい。
自分の中から湧いてきたことだけを
伝えていく。
プレゼンテーションしている最中から
不明確なところを、見ている人が
質問をして、深めていく。
未完成だからこそ、みんなの知恵が集まる。
そして、質問した人が見ているのは
プレゼンテーションしている人を
見ているようだが、
実は自分を投影している。
だから、プレゼンテーションしている人に
関わることで、自分の中の不明確だった
部分も明確になっていく。
人は人を通して自分のことを理解する。
人がいるからこそ、自分への理解が深まる。
プレゼンテーションという名の
グループワーク。
時には先に体験、経験した人が
まだ、体験、経験していない人に
レクチャーするなんてことも起きる。
プレゼンテーションの見学者が
レクチャラーになることで
自分の知識のみならず、
体験、経験を伝えることでより
学びが深まる。
自分への理解も深まる。
こんなふうに会議が行われたら
どんなにいいだろう。
『ビジネスシーンにセラピーを』
僕が目指しているものが
実現した瞬間だった。