子供から学ぶこと 愛着障害の取り戻し ポイントは、子どもが”求めているときに”反応する。
子供と遊んで気づいたこと。
子供が元気になったのはもちろん、
親である自分も癒されたなぁ
って感じている。
もともとは、茅ヶ崎への引っ越し等があり、
しばらく、僕が家にいなかった。
そのことが原因かどうかは定かではないが、
次男に体調の変化や学校での
普段はしない行動があったと
奥さんから連絡を受けて、
ここはしっかりと時間を創ろう
と思ったのだった。
普段は家にいて、
特別なことをしているわけではない。
ただ、意識しているのは、
子供が話したくなった時に
話を聴くこと。
毎回、できているわけではないけど、
出来るだけ、そうしようと思っている。
男の子2人はお風呂の中で
女の子は食後だったり、風呂上がりだったり
子供が話せるタイミングで話す。
何か、他のことが気になっている
(友達とLINEしてたり、ゲームしてたり)
ときに親が話したいから、勝手に
話しかけるということは、急用でもない限り
しないようにしている。
それは親が話したいだけで、
子供とコミュニケーションとっていると
思いたい自己満足。
自分が子供の時に、親にされて嫌だった
ことの一つだ。
だから、自分はしないようにしてる。
周りの同じ年頃の家族に比べて
会話が多いと子供たちが言っている。
なんで?
と聴いたら、否定したり、アドバイスして
来ないから、話しやすいんだって。
この辺りはカウンセリング、セラピーやってる
から習慣的にしないんだよね。
いつも行っている美容室のお兄さんにも
びっくりされたことがあった。
「小学生の子供が、自分の髪型を、
自分で決めるんですね!」って
珍しいらしいけど、我が家ではなんでも
自分でまず、決めることを大切にしてる。
チャレンジする気持ちを尊重して、
自分で決めて成功体験する体験を、
また、失敗するチャンスを奪わないように。
危険なことは注意するけどね。
僕が、忙しくしていることで、何気ない会話がなくなって、子供の安心して話せる場が
なくなってしまったのかもしれない。
この辺りはあくまで想像だけどね。
次男と遊んだ後に、行動が改善されて
いるので、あながち間違ってはないかな。
印象的だったのが、僕の目をまっすぐみて、
目をキラキラさせて、
「~したい!」って
甘えていた様子。
とても愛おしく感じた。
次男が甘えていいと感じて、思ったことを
思ったまま口にすること。
そして、そのことが受け入れられる
という体験。
これが、自分は価値がある
自分は受け入れられている
という自己重要感につながる。
自分をのびのびと表現し始める。
そして、その様子をみて、感じている
親である僕も癒されている。
自分が子供の頃に、欲しいときに、
欲しいようにもらえなかったものを、
子供が欲しいときに、欲しいようにもらって
喜んで、のびのびする様子を見て
親が自分の子供の頃を取り戻す。
子供と同じように感じて
本気で遊ぶ、楽しむ。
愛着障害は子供の頃に特定の人と安定した
関係を築けなかったことによって起きる。
しかし、大人になってからでも取り戻せる。
それは、子供との安定した関係の中にも
取り戻すことができると実感した、
有意義な休みの使い方だった。