傾聴しない、共感しないを考えていたら、自分の聴き方、話し方を振り返った。

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傾聴しない、共感しないを考えていたら、自分の聴き方、話し方を振り返った。

ゲシュタルトセラピーの師匠、

ももちゃんは、講座の中で、

「傾聴しない、共感しない」

とよく言っている。

それは、その人が、問題といていることに

傾聴したり、共感したりすることで

その人が見ている問題

(ゲシュタルトでは図という)を

固着させてしまうから。

私が言っていることは正しいでしょう?

みんなそう思うでしょう?

みたいな、おもいを強化しないようにする。

話を聴かないわけではなくて、

ストーリーを聴かないで、

その奥にある、語られていない

なぜ、それが問題として浮き上がってくるのか?(ゲシュタルトでは地という)

という視点で、目の前にいる人に

関心を持って関わる。

ももちゃんが本来言っている意味ではないけど、

僕は傾聴しないし、共感もしない。

その意味では、意識しなくても、

自然にできている。

なぜなら、もともと、傾聴できないし、

共感もできない。

だから生きにくくて、

心理学を学び出したんだ。

話をちゃんと聴いてもらった経験が

あまりにも少ないから、話を聴けない。

傾聴できない。

むしろ、話を聴いてほしくて、

自分の話ばっかりする。

無意識にやっているから、

気づくと人の話をとってしまっている

なんてこともたびたび起きる。

もちろん、セラピストとして仕事するときは

目の前の人に関心を持ってかかわるから

自分の話はしないけど。

「感じるな」と自分で決めているので、

自分の感情も人の感情がわからない。

長いこと、失感情症だった。

表面上は明るく振る舞っているけど、

ほんとうの感情がわからなかった。

わからないから、空気を読むことも、

適切なタイミングで話すこともできない。

そんなだから共感もできない。

だからこそ、僕のセッションを

受けてくれた人は癒されたと

言ってもらえるのかもしれない。

わかったふりをしないから。

事実と真実を分けて

整理することで、何が起きていたか?

がわかる。

わかることが癒しになる。

僕は心理を学んでから比較的最近まで、

自己否定感や恥辱感が自分の中にあって、

自分はもともとどこか間違っているんだと

信じ込んでいた。

今でも、時としてこの感覚は残っている。

この感覚の中で生きるということは、

自分は人からかえりみられない存在だ

とみなすことであり、自分はひとりぼっちで、

人とは違っていて、愛される価値がないと

信じ込んでしまう。

そして、心の中で自分が悪いんだと

思っている。

これらの思い込みは、

幼い頃に特定の養育者(多くの場合は母親)

との間に適切な愛着が形成されなかったこと

によって、生み出されたものである。

愛着は大人になってからも取り戻すことが

可能で、配偶者やパートナー、

親友やセラピストなど、特定の人と

親密な関係を築くことで、

少しずつ取り戻すことができる。

まずは、セルフパートナーシップ

自分が自分をわかってあげる。

頑張った!

ではなくて、

寂しかった。

悲しかった。

かわいそうだった。

感じないようにしてたから

すぐにはピンとこないところもあるけど

少しずつ、自分が自分を癒すことから

始めようと思う。

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