『安心を育む』感動した瞬間をありありと思い出す 自分の存在意義を感じる
以前、会社の研修の一環として
グループカウンセリングをさせてもらった
ことがあった。
社長以外、ほとんどの人が
カウンセリング自体初めて
そんな中で、
こういうことをやるなら私に喋らせて
と創業家のお母さまが話し出した
それは子供に対する謝罪の手紙
お父さんが早くに亡くなられた
そのことによって
子供たちに大変な苦労をかけたことを
一つ一つ丁寧に綴ってあった
母親として充分に接してあげられなかった
という自責の念
子供たちに対する感謝
墓場まで持っていくつもりだったけど
こんな場があるなら
と言って話して下さった。
それに対する子供たちも
『僕たちは充分幸せだ』
と自分を責める母親に
1人1人が感謝を述べた
僕はその家族の愛情の深さに感動した
そして、そこにいる会社の社員さんたちも
全員が涙した
目の前で起きたことは
僕が本当に欲しかった人との繋がり
僕が直接受け取ったわけではないが、
その瞬間にその場にいれたこと
そして、それが僕が場を創った
グループカウンセリングの時に
起きたということ
自分の仕事に誇りを持てた
これを思い出すだけで僕は涙が止まらない
胸いっぱいに幸せな気持ちに満たされる
自分の中に
『安心を育む』
ってこういうシーンを思い出して
幸せを感じたり、
自分の存在意義を感じることだと思う。