今回、縁あって徳島県で開催させてもらった。
政平安世ちゃんには、会場探しから、前日入りした時の名所巡り、夜の食事の予約までセッティングしてもらって、めちゃくちゃお世話になりました。
会場から近くはないところから駆けつけてくれて、真剣に講座に参加してくれて、たくさんの質問を投げかけてくれたメンバーにも感謝です。
夜の食事の時、みんなとの話も盛り上がって
楽しい徳島開催になりました。
講座の方は、回を重ねる毎に伝える内容
とパワポ資料が充実していく
毎回思うけど、今回が今現在のベストを
伝えられたと思う。
セッションとは？
これを明快に言っている講座を
僕は聴いたことがない
僕はセッションとは
『視点を移動すること』によって気づきが生まれる場
と定義している。
こう定義すると、セラピストがやることは
『視点を移動すること』だけである。
セラピストがやることをシンプルにすることで、集中力が高まる。
シンプルだからやることが明確
僕もたくさんのセラピーを学びにいったが、
明確にこうだという感じではなくて、
いろんな伝え方がなされていて迷っていた
安定してクオリティーの高いセッションをしたい
どんなクライアントさんにも柔軟に
対応できて、クライアントがその瞬間、
聴いて欲しいことに近づけるものの捉え方
それが僕の定義した
セッションとは『視点を移動すること』
によって気づきが生まれる場
である
では、どうやってやるか？
これを伝えているのが
セッションが上手くなる セラピストのための講座です。
セッションの始まりはクライアントは
思考(中間領域)からのスタートすることが
ほとんど。
セッションが上手くいかないのは、この思考(中間領域)から移動できないこと。
ただ、うんうん、ふんふん、ほーほー、へーへーと言っていわゆる共感をして聴いていても
何も起きない。
これを何分もやることで起きるのは、
図の固定化である
クライアントの心の癖である一つの方向からものごとを見ている
その視点を共感すると、クライアントは
そうでしょう！
私の言ってることは正しいでしょ！
私、大変でしょ！
という偏った視点を応援してしまうことになる
過度な共感は悪いことしかないと思える
シンプルに視点移動するのは
クライアントが話す中の
思考(中間領域)に登場した感情を伴う人物
をエンプティーチェアに立てる
または、～と思うんだよね
と言っている～を現在形で言ってもらう
クライアント→例えば、
『あいつが悪いと思うんだよね』
セラピスト→『あいつが悪い』
と現在形で言ってみてください
クライアント→『あいつが悪い』
『あっ！本当は言ってやりたかった！』
みたいな気づきが生まれる
これは何が起きたかというと
～と思うことを言ってみることで
外在化がなされた。
外在化がなされたことによって
クライアントが感情(内部領域)に
触れることができた
つまり
思考(中間領域)→現実(外部領域)→
感情(内部領域)
と視点が移動できたのである。
『視点が移動できたこと』
によって気づきが生まれる場を形成できた。
セラピストがやることがは
これだけなのである。
気づきが生まれると、クライアントが
解決策や目標を見つけ出す。
それをただただサポートするのがセッションといえる。
これをいろいろこねくり回すから
訳がわからなくなる。
いろんなメソッドや言い回しや例文集
超ベテランになってさまざまなシーンで
より深くセッションを進める上では
有効になることもある
しかし、一般的には混乱を招くだけである
シンプルなセッションの捉え方で
たくさんの成功体験を積むことで、
よりクライアントの本質に触れられる。
そして、本質に触れることができる場を
創るのはメソッドではなくて、
セラピストのクライアントに
最大限の関心をもつ
愛ある傾聴に他ならないと思う。
僕はセッションの基本姿勢を
『あなたのことを教えてください』
と定義している
1日フルで伝えていることをこの紙面では
伝えるきれないけど、こんなことを
講座でも、夜の食事でも
延々と話すのが大好きなよっちです。