相手とつながるために、自分を切り離す 自分が自分のままで生きていくためにすること。自分から檻に入っていることに気づく
相手とつながるために、自分を切り離し
所属をするために、相手とつながるために、
本来の自分ではない自分でそこに所属する、
相手とつながる。
これの大元は、子供の頃の生き残り戦略
家族に所属するために、
本来の自分ではない親が望む
いい子になることで
家族に所属できて、ときには、
自分を助けてもらうことができる。
幼い子供にはできないことがいろいろある。
その中で、子供が自分がえたいものを
得るために自分がしたくないことをする。
例えば本当は勉強は好きじゃないけれども、
テストで良い成績を取ったことにより
親に親を喜ばせ、
そして本来、自分が欲しかったものを
得るという子供なりの戦略だ。
これを長年やり続けることによって、
大人になってもすごく高次元で、
上手に人とつながるために
自分を切り離している。
会社でも同じようなことが言えるであろう。
会社という組織に所属するために
あるいは、
あるコミュニティーに所属するために、
所属して、人とつながるために、
自分を相手とつながるために
自分が自分を切り離す。
本来の自分の感覚を麻痺させて、
そこに所属し続けるということを選択する。
この生き方には歪みがある。
歪みと言うのは、
本来の自分の感覚を麻痺させ、
自分を自分から切り離し生きている
というところだ。
それをすることによって、
所属するあるいは、相手とつながるという
メリットを得ることもできるが、
自分を切り離すことによって、
自分が何者であるか
何をしたいのか
その瞬間どんなことを感じているのか、
それすらわからなくなってくる。
そして自分のが自分らしく生きれない原因を
作り出しているのが
自分自身であるということだ。
まずはその仕組みの中に自分が入ってしまっていることに気づく。
自分から檻に入っていることに気づく。
そして、所属すること、相手とつながること
で、自分が得ているメリット、
執着しているものに気づくのも大切。
自ら、その仕組みの中にいるということは、
その仕組みから出たくない何かがある。
それはほんとうに今の自分に必要なものか
見直してみる。
また、この仕組みを組み変えることが
できると僕は考える。
人とつながるために
本来自分がしたくないことをしている
という現状から、
自分が本来したいことをまずする。
その自分が本来したいことで
つながる人
喜こんでくれる人
一緒にやってくれる人
このような人とつながっていく。
コミュニティーに所属したい人は、
そのようなコミュニティーに所属する。
この仕組みを作り変えると、
本来、自分がしたいことをしていながら
人とつながることができる。
本来自分のしたいことをして
人とつながっているので、
感覚は麻痺させる事はないし、
自分のままで生きることができる。
ここで起きてくるのが
『自信がない』
という感覚だ。
なぜ、これが起きてくるかというと
やったことがないから。
今までは相手とつながるために
どこかに所属するために
自分の好きではないことをする
ことによってつながれる
というパターンを使い続けてきた。
自分の好きなことをやって、
その感覚とつながってくれる相手と
つながる。
その好きなことをやっていることで
コミュニティーに所属する。
これを趣味レベルでは
経験しているかもしれないが、
経済的な自分を生活させるためのレベルで
やったことがある人は少ない。
それを今すぐやってみよう
と言うわけではない。
ただ、経済的に成り立つレベルでも
そのような世界があるんだ
という視点を持つことによって
自分の可能性を広げてみることができる。
自分がどのように生きていきたいのか
を考え直すきっかけになる
のではないだろうか。